勇者ぴょんの敵図鑑① ~自分を不機嫌にする人とは、ちょっと離れて戦う~

こんにちは、勇者ぴょんです。

人生というダンジョンを歩いていると、いろいろな人と出会います。

一緒にいるだけでHPが回復する人。

話していると楽しくて、MPまで回復する人。

困ったときに助けてくれる仲間。

そして――

なんか会うと疲れる人。

……。

…………。

いる。

別にものすごく悪い人というわけではない。

喧嘩をしたわけでもない。

こちらに明確な攻撃を仕掛けてきたわけでもない。

なのに。

会って帰ってくると、

MP:3/100

くらいになっている。

なぜだ。

何が起きた。

ということで今回は、人生というダンジョンで時々遭遇する、

「自分を不機嫌にする人」

との付き合い方について考えてみます。

📖 敵図鑑 No.001《なんか会うと疲れる人》

属性:じわじわMP吸収系

危険度:★★★☆☆

遭遇場所:職場・知人関係・親戚・SNSなど

主な攻撃:

・否定攻撃
・さりげないマウント
・延々と続く愚痴
・こちらの話を聞かない
・距離感バグ
・なんとなく漂う「私に合わせて」オーラ

特殊能力:

本人に攻撃している自覚がない場合がある。

推奨コマンド:

▶ はなす
▶ 距離をとる
▶ まともに受け取りすぎない
▶ にげる

「苦手な人=悪い人」とは限らない

まず最初に、これは結構大事だと思っています。

自分が苦手だからといって、

その人が必ずしも悪い人とは限りません。

すごく喋る人と、静かに過ごしたい人。

距離が近い人と、ひとりの時間が必要な人。

思ったことをそのまま言う人と、言葉を慎重に選ぶ人。

価値観も違えば、心地いい距離も違います。

つまり――

単純に属性相性が悪い場合がある。

炎属性の敵に炎魔法を撃って、

「全然効かん!!」

となるのと同じです。

……いや、ちょっと違うかもしれません。

でもまあ、だいたいそんな感じです。笑

だから、

「この人を苦手に感じる私は性格が悪いのかな」

とまで考えなくてもいいと思っています。

人間なんだから、合う人もいれば合わない人もいる。

全員と仲良くなることを人生のメインクエストにしなくてもいいのです。

「なんか疲れる」は、結構大事なステータス表示

私は昔、

「別に嫌なことをされたわけじゃないし」

「私が気にしすぎなのかも」

と思って、自分の疲れを無視することがありました。

でも最近は、

「なんか疲れる」も、自分から出ている立派な情報なのでは?

と思っています。

その人と会ったあと、毎回ぐったりする。

話していると妙に緊張する。

帰ってから、言われたことを何度も思い出す。

会う予定が近づくと、ちょっと憂鬱になる。

それだけで即、

「敵だ!!逃げろぉぉぉ!!」

と認定する必要はありません。

でも、

「あれ? このイベント、毎回MP減ってない?」

と一度立ち止まってみてもいい。

自分のHPとMPの減り方を観察する。

これも立派なステータス管理です。

すべての敵に《たたかう》を選ばなくていい

ゲームで敵に遭遇すると、

▶ たたかう
▶ まほう
▶ どうぐ
▶ にげる

みたいなコマンドが出てきます。

子どもの頃の私は「にげる」を選ぶのがなんとなく嫌でした。

勇者なんだから戦え!!

経験値をもらえ!!

レベルを上げろ!!

……みたいな謎の勇者魂がありました。笑

でも現実世界では、

《にげる》、めちゃくちゃ有能なコマンドです。

苦手な人と無理に仲良くなる。

分かってもらえるまで説明する。

言われたこと全部に反応する。

相手の考え方を変えようとする。

そんな戦闘を毎回していたら、こちらのMPが先に尽きます。

倒さなくてもいい敵は、

倒さなくていい。

距離を取る=縁を切る、ではない

とはいえ、

「苦手だから明日から完全に関わりません!!」

なんてできない相手もたくさんいます。

職場の人。

親戚。

共通の友人がいる人。

どうしても顔を合わせる必要がある人。

そんなときは、

0か100かで考えなくてもいい。

毎日話していたなら、少し減らす。

長話になりそうなら、早めに切り上げる。

個人的なことを聞かれても、全部話さない。

苦手な話題になったら、深く入らない。

SNSを見ると疲れるなら、わざわざ見に行かない。

物理的に離れられなくても、

心の中に一マス分くらい距離を作る。

それだけでも違うことがあります。

人間関係の距離って、

「大親友」か「絶縁」だけではありません。

知り合い。

仕事だけの関係。

会ったら挨拶する人。

たまに話す人。

人生にはいろんな距離があります。

相手との関係に合った場所まで、一歩下がってみる。

それも攻略法です。

相手の言葉を全部、自分の持ち物にしない

人から何か言われると、私は結構引きずるタイプです。

家に帰ってから、

「あれってどういう意味だったんだろう」

「私、変なこと言ったかな」

「もしかして嫌われてる?」

と、脳内反省会が開催されることがあります。

しかも参加者、私ひとり。

議題を出すのも私。

反論するのも私。

最終的に落ち込むのも私。

何だこの地獄の会議。

でも、相手が言ったことを全部こちらが持って帰る必要はないんですよね。

その人の価値観。

その人の機嫌。

その人の考え方。

それは、その人の持ち物です。

「そういう考え方なんだな」

で、置いて帰っていいものもある。

道端で謎の呪われた剣を見つけたからといって、

全部拾って装備する必要はありません。

装備欄には限りがあります。

SNSでは「見ない」も立派な防御魔法

現実世界より簡単に距離を取れるのが、SNSです。

見たあと毎回モヤモヤする人。

比較して落ち込んでしまう投稿。

なんとなく不機嫌になる情報。

それを毎日、自分から見に行く必要はありません。

ミュートする。

おすすめに出ないようにする。

フォローを外す。

そもそもアプリを開く時間を減らす。

これって相手を攻撃しているわけではありません。

自分の画面に表示しないだけです。

人生というダンジョンには、

「視界に入れる敵を減らす」

という設定項目があってもいいと思っています。

それでも付き合わなければならないときは

距離を取りたくても取れない相手もいます。

そんなとき私は、

「このイベントは30分で終了」

くらいに考えるのもありだと思っています。

ずっと耐えるのではなく、

終わりを作る。

会ったあとに好きなコーヒーを飲む。

好きな音楽を聴く。

家に帰ったらゆっくりする。

つまり、

戦闘後の回復アイテムをあらかじめ用意しておく。

敵の攻撃力をゼロにはできなくても、

こちらの回復手段は増やせます。

以前書いた「ごきげん装備」は、

こういうときにも使えるのかもしれません。

逃げても、経験値は減らない

昔の私は、

苦手な人ともちゃんと付き合えることが、

「大人になること」だと思っていたところがあります。

でも今は少し違います。

誰とでも仲良くすることより、

自分がどんな人と、どんな距離なら心地よく過ごせるのかを知っていること。

そちらのほうが大人の人間関係なのかもしれません。

逃げたからといって、

これまで生きてきた経験値が減るわけではありません。

レベルが下がるわけでもありません。

むしろ、

「この敵とは戦わないほうがいい」

と判断できるようになったこと自体、

経験値が増えた証拠なのかもしれません。

最後に

人生というダンジョンには、

いろんな人がいます。

仲間になってくれる人。

回復してくれる人。

一緒に冒険したい人。

そして、

なぜか会うたびにMPを吸い取っていく人。笑

全部の人と仲良くしなくてもいい。

全部の言葉を受け止めなくてもいい。

全部の戦闘に参加しなくてもいい。

ちょっと離れる。

深入りしない。

見ない。

受け取りすぎない。

そして、ときには《にげる》。

すべての敵を倒さなくても、人生というダンジョンは進めます。

自分のHPとMPを守りながら、

一緒に歩きたい人との時間を大切にする。

それが今の勇者ぴょんが覚えたい、

人間関係の攻略法です。

📖 勇者ぴょんの敵図鑑

No.001:《なんか会うと疲れる人》

👾 属性:じわじわMP吸収系

⚠️ 危険度:★★★☆☆

💥 主な攻撃:
否定/マウント/愚痴/距離感バグ/謎の圧

🌀 状態異常:
帰宅後ひとり反省会

🛡️ 有効な防御:
距離を取る/深入りしない/全部受け取らない

🏃 最有力コマンド:

▶ にげる

ぴょん
ぴょん

勇者だからって、全部の敵と戦う必要はないのだぁぁ!!

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